Metaが出した新大規模言語モデル「Llama 2」について解説

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今回は、Metaが発表した新大規模言語モデル「Llama 2」について解説します。そして、このLlama 2はGPT-3.5と同等の性能を持っていると話題になっているので、特徴、性能、実演をしていきたいと思います。

Llama 2の概要

Llama 2とは?

Llama 2とは、Metaが開発した新しい大規模言語モデルのこと。Llama 2は、前のLlamaというモデルの改良版でパラメータ数が130億でGPT-3を上回る性能を発揮。Llama 2は、GPT-3.5に匹敵する性能を持っていると言われている。

Llama 2の特徴

Kai
Kai

Llama 2の特徴に迫っていきたいと思います!

特徴1:オープンソース化されている

Llama 2は、オープンソースであるため、ユーザーはAPIの利用を必須とされません。それにより、API利用の費用が発生せず、自由にモデルに組み込んで利用することが可能。

特徴2:商用利用が可能

Llama 2は、商用利用が可能な大規模言語モデルであり、例えば、カスタマーサポートの自動化、コンテンツ生成などAIが活用できる領域はかなり広いです。また、Llama 2はオープンソースで提供されているため、企業は自社のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能。

特徴3:パートナーシップと連携

MetaとMicrosoftの提携で、Llama 2はMicrosoft Azure上での利用が可能となりました。さらに、AWSやHugging Faceなど、他のプラットフォーム上でも利用できます。

Llama 2のパラメータ

Llama 2のパラメータは、70億、130億、700億の3種類あります。これらのモデルは、それぞれ異なるタスクに対応するために作られています。この3つのモデルは、何に使うかの情報は明確な情報はないがMicrosoftやQualcommと協力してWindowsやスマートフォンへの最適化を目指すと発表している。

Llama 2の性能

GPT-3.5との比較

Llama 2とGPT-3.5について、いくつかの比較が行われています。

比較1:論理的推理能力

Llama 2はオープンソースモデルの中では優秀ですが、論理的推理能力に関して、GPT-3.5に匹敵するというのは言い過ぎみたいだそうです。

比較2:性能について

Llama 2とGPT-3.5の文章生成や常識の問題などタスクで比較した結果、Llama 2はGPT-3.5に匹敵する性能があるということがわかった。

対話の応用における性能

Llama 2は、ChatGPTのように自然に会話に特化しています。これは、オープンソースのチャットモデルの中でもかなり高い性能があります。しかも、誰でも使えてしまう。これにより、Llama 2は、カスタマーサポート、パーソナルアシスタント、教育ツールなど、人間とAIが会話を行うアプリケーションにおいて、強力なパフォーマンスを発揮する。

Llama 2実演

挨拶

手始めに、挨拶からしましょう!まずは、英語で「Hello」と入力してみます。

英語で書かれているので翻訳します。長いのでここは流し読みでもOKです!

「こんにちは!私はできる限りの方法であなたを助けるためにここにいます。どんな質問でもお気軽にお尋ねください、そして私はあなたに有益で正確な情報を提供するために最善を尽くします。質問が意味をなさない場合、または事実上首尾一貫していない場合は、その理由を説明し、質問にアプローチするための代替方法を提供するために最善を尽くします。質問に対する答えがわからない場合は、虚偽の情報を提供するのではなく、正直にお知らせします。具体的に知りたいことや話し合いたいことはありますか?私はあなたが持つかもしれないどんな質問でも助けるためにここにいます。」

と書かれていますね。次に、日本語で「こんにちは」と入力してみます。

日本語で入力しても英語で返ってくるみたいですね。内容も翻訳してみたのですが英語で入力した時とあまり変わらないので一応日本語も理解はできているみたいです。

翻訳

それでは、先ほどの文章を日本語訳してくださいと入力してみましょう!

翻訳できますね!でも、その時その時で回答の内容は変わるので今回は上手く翻訳できた例ですね。

いつまでのデータを学習?

正直これめっちゃ気になると思います。なので、思い切って聞いちゃいました!

これはすごいですね!どうやら、2023年3月までのデータを学習しているみたいです。しかし、とあるYouTubeをみたらがっつり間違っていたので「ん?」本当に学習してるのかなと思いました。あとは、時間の問題だと思うのであまり気にしなくていいかと思います。

記事アウトライン作成

はたして、記事のアウトラインは作成してくれるのでしょうか?

アウトライン作成できましたね!それでは、次にこのアウトラインに文章を追加できるかやってみたいと思います。プロンプトは、「このアウトラインに文章を追加してください。文章は、日本語で書いてください」と入れてみました!結果は、文章を書いてくれることはなかったです。

後、ここで気付いたのが文章を長く書かせようとすると途中で途切れてしまうため、まだあまり長い文章を書けないみたいです。

HTML、CSSコード

お待ちかねのプログラミングコードですね!これは僕も少し楽しみなんです。それでは、見ていきたいと思います!

HTML
CSS

ChatGPTやBardと比べるとまだまだかなと思いますが、一応コードは書いてくれることはわかったのでOK!今後に期待ですね。

まとめ

今回は、Metaが出した新大規模言語モデル「Llama 2」について解説していきました。Llama 2の特徴や性能、実演を交えての説明をしたので大枠は捉えられたのではないかなと思います!一度触ってみるともっとわかりやすいと思うので試してみてください!最後まで見て頂きありがとうございました✨

これからChatGPT勉強してみたいよという方はこの書籍がおすすめなのでぜひ読んでみてください!

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